・現実に起こったことや現実にいた人物達を背景にしている分ストーリーにリアルさがあってよかった ラストはかなり感動出来る ・キャラクターに関しては、スネークもよかったが、それすら霞みかねない程にあまりにもザ・ボスがカッコ良かった ・オセロットの行動や言動がいちいちファンにはたまらない ・ヴォルギン大佐のハジけっぷりはなかなかのもの ・主題歌「SNAKE EATER」がグッとくる 曲が掛かるタイミングもいい ・キャラクター自身が演技するようになったので、2のラストのような退屈な上に長い口パクイベントシーンを見ることは殆ど無くなった イベントシーンの時間も短くなっている 要所要所でR1ボタンで主観視点に切り替えられるギミックが組み込んであるなど、プレイヤーを飽きさせないようにも工夫されているのも良い ・ストーリーに関しては90点くらい与えられるのでは | ・やはりブリーフィングは退屈な上に長い(15分くらい) ・ザ・ボスとの最初の無線も長い(10分くらい) ・ザ・ソロー以外のコブラ部隊達は、1のFOXHOUND隊員のようなバックストーリーが語られることがまったく無いので、キャラクター性が2のデッドセルメンバー以上に薄く、ただのボス敵に過ぎない印象を受ける しかも戦闘後にいちいち自爆するのでなんだかリアルさに欠ける それぞれのコードネームを叫んで死ぬのも変 ・少佐、パラメディック、シギントが本編のストーリーに殆ど関係してこない上に、あまり魅力的な要素が無いので、大佐やナオミ・ハンターといったキャラクター達に比べると今一つキャラクターが薄いように感じる ・敵の感覚が今までに比べると数段鋭くなっているので、敵に見つからない為には基本的にいちいち服装を替えてはひたすら匍匐、匍匐、匍匐で常にカモフラージュ率を60%以上に上げた状態で移動する必要がある だが、それで見つからなくなるかと思えば、敵兵は基本的に動いているものに関してはカモフラ率に関係無く反応するので、案外すぐに見つかったりする 面倒な割には甲斐が無い ・レーダーアイテムが3つもあるくせにどれもこれも全く役に立たない 敵の視界の広さの割りにレーダーで見える範囲があまりにも狭すぎる ・パートナーと移動するところがあるが、自動的に付いてくるわけではなく、立ち止まったらいちいち近くで△ボタンで呼び寄せる必要があるので面倒 しかも、パートナーはスネークに比べると大量にスタミナを消費するため、今更食糧の重要さを突きつけられるようでかなり鬱陶しい ・結局ゲーム性に関しては60点か少し下くらいだろう 開発者のこだわりがゲームとしての遊びやすさにまるで繋がらなかった典型だと言える | 2004/12/29:メスネーク(男) |
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