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シャドーモセスの真実
In the Darkness of Shadow Moses : The Unofficial Truth

 リチャード・エイムズという男

シャドーモセス事件の裏にはこの男がいた。
メタルギアソリッドのストーリーで山場であるナオミのスパイ疑惑、FOXDIE、キャンベルの拘束等にいたるまでリチャード・エイムズという男が大いに関わっていたのだ。 マスターはナオミがスパイであると言い、ナオミを拘束すべきだと提案するという場面がある。しかしこの時大佐はナオミを拘束するのを躊躇した。
その理由はナオミに重要な事項を任せているため、ナオミ抜きで任務遂行は出来ないということだった。
その重要な事項というのがFOXDIEだ。そもそも、このFOXDIEというのはエイムズが進めていたプロジェクトの一つであり、ナオミがこのプロジェクトに参加し一気にこのプロジェクトは進展した。 ナオミのこのプロジェクトに対する熱心さは、当然、当時もっていたスネークに対する復讐から来ている。 このFOXDIEをエイムズはメリルの命という脅迫によって、スネークに注入し、FOXDIEの効果を確認させることを大佐に作戦の一部として加えさせたのだ。
そう、最初のあのブリーフィングで大佐は偽りの任務、情報を教えることしかできず、スネークの死を確定させてしまう、悪魔のプログラム、FOXDIEの注入を黙ってみているしかなかった。 大佐はメリルの命のためといえ、スネークに非常に酷いことをしている。任務中、なにも知らないスネークが大佐のことを友人だと言った時は非常に複雑な気持ちだっただろう。
 ところで、大佐はスネーク達との無線でナオミは仮眠を取っていると言っていた。 しかし実際はナオミは仮眠など取ってはおらず、エイムズの部下によって拘禁されていたのだ(このことは大佐も知らなかった。無線でスネークに仮眠をしていると言ったのは別に嘘をついていたわけではない)。 大佐やナオミがのる原子力潜水艦「ディスカバリー」にスパイをもぐりこませることができたのはバックに愛国者達がいるから出来るわざである。 この拘禁はナオミの目的を聞き出すためだ。もし、マスターの言う通りナオミが敵に通じているとなると、FOXDIEの計画に大きな問題が生じてしまうからだ。 エイムズにとっては、FOXDIEによってスネークやリキッド達を殺し、そして願わくはレックスの無傷での回収というシナリオを失敗に終らせるわけにはいかない。
 そこで、エイムズはキャンベルにナオミの目的を聞き出すよう要求する。エイムズの部下では聞き出せなくとも、キャンベル大佐なら可能かもしれないと判断したのだ。 大佐はこの要求を断り、ナオミを解放しようとした。しかし、メリルの命を自由に出来るエイムズにははむかう事ができない。 大佐はこの要求を受け入れるしかなかった。勿論このことはスネークには知らせてはいけない。スネークにはナオミはテロリストのスパイで敵に暗号で情報を流していた、と言うように強いられた。 そしてその後、スネークからの無線で「ナオミの件はどうなった?」との問いに、大佐は「ナオミなら…たった今、拘束した」「アラスカ基地方面に向けて暗号を送っていた。」とエイムズの言う通りに嘘をついていた。
 この後、ナオミからスネークに無線がはいる。自分の兄がフランク・イエーガーであり、その唯一の家族である兄を殺し、そして自分を自由の国アメリカに導いてくれたビックボスを殺したスネークに復讐のためFOXDIEを注射したことを自白する。 また、FOXDIEの使用を決めたのは自分じゃないとも発言している。勿論、この使用を決定したのは上に書いたようにエイムズだ。 だが、リキッドが言うようにナオミもただ利用される女ではなかった。FOXDIEのプログラムに改変を加えた。この改変内容はスネークの死亡時期だ。これによってナオミ自身もいつ発症するかわからないようになった。これはいつ死ぬか分からない恐怖に怯えながら生きていけ、という復讐なのかもしれない。
 そして話は進展し、メタルギアREXとスネークとの戦いの後。この時に、シャドーモセス島空爆の命令がペンタゴンからだされる。ナオミの改変によって、ペンタゴンの長官、ジム・ハウスマンはFOXDIEの効果に疑問を持ったために、もっとも直接的な方法で事実の隠蔽しようというのだ。 しかしここで大佐がスネークのために少しでも時間稼ぎをするため、爆撃中止命令を出そうとする。しかし、その時、何ものかによって大佐は拘束される。エイムズの部下だ。 この後ジム・ハウスマンが登場し、スネークとリキッドの戦いがはじまる。
その戦いの最中、エイムズはジム・ハウスマンに無線をする。
「空爆とははやまりましたね。核爆弾を搭載したステルス機まで出動したとあっては、事態を隠蔽する事は不可能になる。「あの方達」はご立腹ですよ。」
ジム・ハウスマンが答える。
「証拠を隠蔽するには、あれしか方法はない。結果が私の正しさを証明してくれるだろう。」
「結果が生まれる事はありません。既に空爆の撤回命令が出されました。」
この撤回命令は「あの方達」つまり愛国者達が出したのだろう。
 愛国者達の事態の収拾方法はジム・ハウスマン一人に責任を押し付けるという事だった。 ここでジム・ハウスマンは拘束される。エイムズが続ける。
「あなたには今後、幾つかの道が残されています。どれを選択するかはあなた次第です。出来れば穏便に引退して頂きたいと思っているのですが…」
ジム・ハウスマンは「貴様、覚えていろ。必ず…」と言い残し、通信が終る。
 シャドーモセス事件後、ジム・ハウスマンは殺される。自分独りで全ての責を追うのを拒んだのだろう。公には拳銃自殺したという事になっている。 一方、ナオミは事件後逮捕され、某基地で取調べを受けていたが、三週間後に脱走。その後は消息不明。

そして数年後、エイムズはもう一人の愛国者の手先であるオセロットの工作により殺される。